冷蔵庫内の多点温湿度測定
冷蔵庫内の温度、湿度の測定は機能の確認や研究開発で多くご使用いただいております。
霜の発生や食品の乾燥、場所による冷え方など機能が向上する中で欠かせない測定項目です。
時間変化や分布、水分や遮蔽の影響等について実験頂いた際にシスコムが提供させて頂いた 測定システムをご紹介いたします。
ケーブルは細いので製品により扉はそのまま閉じて頂くことが可能です。
冷蔵庫内温湿度測定に採用された製品特徴
多種センサを同時使用
多点温湿度ロガーを使用して測定場所に応じたセンサケーブルをご選択頂きました。
HYT939センサケーブル
焼結金属フィルタ搭載のセンサで、結露が予想される場所での測定が可能です。
結露環境に強いセンサですがコンパクトで設置も簡単です。
SHT35フレキシブルセンサケーブル
薄型のセンサケーブルでセンサ部の厚みは1mmです。
隙間の測定や極小空間での測定にご使用いただけます。
結露には弱い設計ですが、小型で露出しているため、レスポンスの早い測定が可能です。
システムの特徴
SCM-TH8
- 本体に8本のセンサケーブルが接続できまます。
- センサケーブルの長さは10mまで対応しています。
- 温湿度センサは、SHT45とHYT939をサポート。
- PC接続時はリアルタイムモニタリングが可能。
- 閾値設定ができるので、監視に好適。
SCHM-1
- 温湿度センサは、SHT35/85,HYT939をサポート。
- センサケーブルの長さは10mまで対応しています。
- リポ電池内蔵で長期測定も可能。
- 小型のため、設置スペースを取りません。
それぞれアラーム機能やアナログ出力等、測定現場に応じたマイナーカスタム~フルカスタムにも対応しております。