加振器

導入事例

小型人工衛星の振動実験

動的環境試験の目的は、小型人工衛星が打ち上げ最中に受ける振動や衝撃に耐えられるかどうか確認することです。動的振動には、衝撃試験と振動試験の2種類があります。振動試験はすべての製品で必要となります。

小型人工衛星のサブコンポーネントを、指定された規格に従って当社のPM-440加振器にてテストを行いました。
サブコンポーネントは、衛星コンピューター、バッテリーボックス、電源レギュレーター及び磁場レギュレーターカードです。小型人工衛星の振動試験プロセスのランダム試験を行うには、振動コントローラ、加振器及びソフトウェアが必要です。試験システムは、PM-440とアンプを使用して設計されました。試験片のサイズに応じて、ヘッドエキスパンダーを使用することで振動面積を拡大も可能です。ソフトウェアはNASA標準テストプロファイルが使用しました。