4chまたは8chでの温度・風速測定が可能な低価格風速温度スキャナー

製品概要

eATVS-4とeATVS-8はそれぞれ風速と温度を最大4ch、8chまで測定できる低価格でポータブルタイプの風速温度スキャナーです。
小型の各種風速温度センサには個別シリアル番号が付帯しているのでPCがセンサを自動認識して、対応する校正ファイルから精度の高い温度と風速データを出力します。
PCB基板や電子機器筐体内の複雑な狭小エリアでも、シングルポイントから多点で、エア温度、風速や固体表面温度を容易に測定することができます。

特長

  • 4ch/8chでの風速・温度の測定
  • 温度と風速の交互測定・同時測定
  • 多種超小型センサをコンパチブルに接続可能
  • 専用ソフトウェアによる自動計測、リアルタイムデータの確認、データの出力が可能

対応センサ

キャンドルスティックセンサ

  • 無指向性の台座型センサ
  • プローブ先端部のシングルポイントで温度と風速の測定
  • センサプローブ高さは台座を含め、9mm、12mm、20mm
  • センサリードケーブルは2m、3m、5m、8m、10mなど
  • 風速測定範囲:0.1~50m/秒、温度測定範囲:-10℃~120℃

マイクロセンサ

  • ストレート形状により狭小空間での測定ができるセンサ
  • 最大直径部3.2mm、ストレートプローブの長さや素材が選択可能
  • 風速温度測定範囲やその他仕様はキャンドルスティックセンサと同じ

極細L字曲げセンサ

  • 耐熱ポリイミド極細チューブ(外径φ0.6㎜)を用いた折り曲げセンサ
  • 1回、2回L字曲げなどカスタム仕様にも対応
  • 先端部高さ3mm/5mmなどカスタム寸法可能
  • キャンドルスティックセンサやその他のセンサと併用することが可能
  • 風速温度測定範囲やその他仕様はキャンドルスティックセンサと同じ

ソフトウェア

風速温度スキャナーは用途に応じた各種多様なセンサを同時に使用することができ、使やすいグラフィカルインターフェースのソフトウェア(StageVIEW™)で、測定は画面上で簡単に操作することができます。
PCとUSB接続によりスキャナー本体に接続されている各センサのID番号を自動認識して、対応する校正ファイルから温度と風速を測定します。
ユーザーによる各種測定条件の設定(測定間隔、測定時間、測定チャンネル選択等)も簡単で、Excelファイルへの保存やデータ統計処理(最大、最小、平均、偏差等)が自動的に要約処理され一覧表として表示されます。

各種風速温度センサにはID番号が付いているので、どのチャンネルにどのセンサを接続してもソフトウェアで自動認識して対応するセンサ校正ファイルから風速・温度を出力します。1個のセンサでユーザー設定により温度と風速の交互の測定や2個センサをペアにして温度・風速の同時測定、温度と風速の自由な組み合わせによる測定などが簡単にできます。

製品仕様

測定チャンネル eATVS-4(最大4ch)
eATVS-8(最大8ch)
測定温度範囲 -10℃~120℃
風速範囲 0.1~50m/s
測定時間 無制限(ユーザー指定)
インターフェース USB
寸法、重量 23.5(D)×13.5(W)×6.5cm(H)、約2Kg
電源 100VAC、専用キャリングケース付き
ソフトウェア stageVIEW™(多様な測定モード対応)

製品動画

  • 【超小型の風速・温度センサ】風速計 操作説明 SysCom
    【超小型の風速・温度センサ】風速計 操作説明
  • 【温度と風速を同時測定】超小型風速センサ 多点風速計 操作説明 SysCom
    【温度と風速を同時測定】超小型風速センサ 多点風速計 操作説明
  • 温度 風速 グループ化 同時測定 多点風速計 操作説明 SysCom
    温度と風速をグループ化して同時測定 多点風速計 操作説明

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