概要
多くの方が、タイヤと言ってイメージするのは、一般的な自家用車用でしょう。
しかしそれ以外にも、飛行機、耕運機やコンバインなどの農業機器、建設現場での重機や建機といった様々な場面でそれぞれのサイズに合わせたタイヤがあります。
そして、必要とされる性能はそれぞれであり、摩耗度なども異なるため、日々研究開発が進められています。
タイヤの温度測定
なぜ、温度測定が重要かというのは、すでに広く知られていますが、タイヤの温度変化が、転がり抵抗と密接に関わっているためです。
この転がり抵抗が小さいほど、それに対抗するエネルギーも少なくなるため、燃費にも大きく影響してきます。また、それは、タイヤの空気圧、サイズ、材料、構造などにより異なるため、その研究開発のために、温度変化を捉えることが重要なのです。
そして、その温度測定に多く用いられているのが、熱電対センサです。
一般的には、Kタイプの熱電対が多く、次いでTタイプが使われています。
熱電対温度ロガー
弊社のSCM-TC4は、1台に4本の熱電対センサを接続できる小型ロガーです。
リポ電池外付けで、PCから切り離しての測定ができるため、回転するタイヤでの測定もトライしていただけます。
さらに、K,T,E,Jの熱電対に対応しているため、測定したい温度帯に応じて使い分けることが可能です。
デモ機お貸出しも行っておりますので、詳しくは製品ページも御覧下さい。