圧縮エアを使用したシステム
小型・軽量モデルであらゆる場所に対応
3Dプリンターの表面仕上げ、埋蔵文化財の修復作業など多岐に渡る用途に使用可能

製品概要

マイクロエアブラストシリーズは高精度なパウダーフロー制御と用途に合わせた豊富なパウダーやノズルにより、日本国内では、埋蔵文化財の修復作業に数多くご利用頂いております。
3Dプリンタで造形した製品の表面処理向けのお引き合いを最近多く頂戴しております。他にも、金属表面仕上げ、医療分野、化石標本、歯科材料、人工石処理やガラス・光学装飾など広範囲の用途に使用することができます。

特長

  • コンパクト、低コスト
  • 簡単なパウダー容器の交換
  • 安定性・耐久性に優れたデザイン
  • エアーとパウダーの独立制御
  • ワークチャンバーも販売
  • 寸法:33×30.5×30.5cm、15kg
  • その他:コンプレッサー・集塵機等

操作原理

操作原理は非常にシンプルで、細かく等級付けされた研磨剤の微粒子のエアストリームが、高精度に制御されたバイブレータでワークピースに供給されます。20数ミクロンの粒子により、試料に衝撃を与えることなく対象となる試料から材料を除去することができます。また熱もほとんど発生しないで、エアーの冷却流で瞬時に消散します。 正確な精度が必要でない場合はフリーハンドで、反復性や精密な許容差が必要な場合は適当な固定ジグを利用することができます。

加工プロセスには以下の6つの主なファクターがあります。 ユーザーが希望する最良のブラスター効果を得るために調整・変更することができます。

パウダーの粉体流量:

1分間当たりのノズルに保持される粉体量で、選択する供給エアー圧に依存します。 高い粉体流量はサンプル試料へのより正確が切削になります。

ノズルサイズ:

ノズル穴は円形または長方形型になっています。ノズル幅寸法は0.127mmから0.81mmまで用意され、先端開口部の形状も用途に応じて選択可能です(別途セレクションガイド参照)。ノズルの寸法は粉体によって衝撃を与えられる領域を決定します。大きなノズルほどより広い領域でのブラスト加工が可能になります。

パウダーの種類:

実際のブラスト加工に最も影響の大きいファクタはどのようなパウダーを選択するかになります。パウダーは酸化アルミナ、ガラスビーズ、粉砕ガラス、重炭酸ナトリウムや炭化ケイ素などの混合物です。用途目的に応じた最良のパウダーの選択を推奨致します。

試料表面からのノズル距離:

エアー圧の強弱により多様な対象サンプル表面への研磨材微粒子による切削効果を調節することができます。

コンタクトの角度:

パウダーフローをノズルでサンプル試料にどのような角度にするかによってブラストのスピードと効果を調節することができます。ノズルの保持位置とサンプルの保持位置との組み合わせに依存します。

用途例

  • 表面研磨(光沢仕上げ、粗仕上げ)
  • バリ取り仕上げ、エッチング加工
  • クリーニングやデマーキング
  • 穴加工、外観・手触り仕上げ加工
  • 塗布膜・不純物の除去
  • カッティング、模様付け 等
マイクロエアブラスト 6500

製品動画

  • エアブラスト装置モデルK使用例
    エアブラスト装置 モデルK 使用例

オプション

多様なアプリケーションに利用できます。

ワークチャンバー

  • 用途に応じたノズル各種
  • 研磨用パウダー各種 、ノズルホース
  • マイクロエアブラスト装置 6500 ワークチャンバー
  • マイクロエアブラスト 6500 ノズル
  • マイクロエアブラスト装置 6500 ノズル
  • マイクロエアブラスト 6500 削り
  • マイクロエアブラスト 6500 歯科医 治療
  • マイクロエアブラスト装置 6500 精密 工作
  • マイクロエアブラスト装置 6500 研磨 パウダー

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